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受託開発を楽しむ為に意識を変える

今日はこの本を読みました。

受託開発の極意―変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

受託開発の極意―変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

現在の私の立ち位置は入社して3年目の開発者側になります。その視点から感じたことを書いてみたいと思います。
入社してから今までに経験した仕事はすべて受託開発でした。その開発経験のなかで受託に対して感じることが、まさしく本書の冒頭にかかかれていました。

現場の開発者は「やらさている感」「顧客に振り回されている感」「自分の仕事が何の役に立っているかわからない感」といった目に見えにくい問題に悩んでいます。

こんな思いを抱いている方々は多いのではないでしょうか?
私自身は現在開発者側の立場にいます。なんでそんな気持ちになってしまったかというと、私自身が主体的な行動による成果を出していなかったことに原因があるかと思います。特に入社したての新人なんかは当たり前ですが、会社および組織には決まったプロジェクト手法があって、チームリーダーから「この仕事をやってくれ、成果物はこうだ」というように常に受け身で社内標準というレールに乗っかった仕事を、たんたんとこなすことが多いと思います。最初だから当たり前ですよね。
ここで大事なのはことは常に「Why」を持つことです。
どうしてこの仕事をするのか?成果物の目的はなんなのか?ということを意識するということです。そうすることで「ここは改善したほうがいいじゃないか」という問題が見えてきます。これは特別なことではなくて、意識の高い人なら、入社した年から、普通の人でも1年もすれば大体の業務内容を理解したころに芽生えてくる自然な感情、意識ではないかと思います。
そういう思い、また問題が見えたときに、簡単な改善ならよいのですが、組織という仕組みを変えようとするともの凄い高いハードルに感じます。その為にはどうすれば良いか?本書には以下のような記述がありました。

人の変化は、現在の自分自信を材料に次の自分を作り出す行為といえます。変化には連続があり、以前とはまったく違う存在にかわることはありません。生物の進化は突然変異をと自然淘汰により長い時間をかけて引き起こされますが、人の内面の変化はそのようなメカニズムではありません。
確かに外部環境は変化のきっかけになりますが、それによって自分の意志とは無関係にかわってくれることはないでしょう。つまりかわりたいと思い立ったら、今の自分から連続的に変えていくしかないのです。

ようは次のことが大事なのではないかと思います。

  • 自分から変えていく
  • 小さい改善を繰り返す

これなら出来そうな気がしませんか?
これを実践すると、受け身だった仕事が少しずつ主体的な仕事に変わるのではないかと思います。

ということで、受託開発に嫌気がさしている、不満たらたらの方はこの本を読むことでちょっとした「変える」意識を持つことで前向きに仕事に取り組めるのではないかと思います。

私は新人の開発者的な視点からこの本を読みましたが、リーダをやっている方々にも要求定義や、見積もりにも踏み込んだ受託開発に置ける様々な、習慣、TIPSを含んだ内容ですので、充分楽しめると思います。むしろそちらの方がターゲットなのかも知れません(?)。

最後に一つ言葉を本書から引用

Me, We.
モハメド・アリ

自分の為に、組織の為に、まずは自分が変わることから始めましょう。