EURO!EURO!EURO!

EURO 2008が盛り上がっていますね!A Wicket Diaryでも話題になってるので、わたしも書いてみる。

サッカーは結構好きで、というか高校生までガチでやってました。最近知り合う人にそのこというと驚かれるのですが...(どうも運動神経が良さそうには見えないらしい)。

で今回のEUROの注目はポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド!彼のテクニック、得点力などサッカーでの技術もさることならがら、私は彼のサッカーへの感情を見ていて心を動かされます。ゴールを決めれば感情を爆発させ、試合に負ければ人目をはばからずピッチで涙する。本当によく泣くので、「クライベイビー」なんてあだ名までついています。外見はかなり憎たらしい感じなのですが、彼のサッカーへの情熱は、半端なものではないです。その感情むき出しの彼が私は好きです。人を魅了する何かをそこに感じるのです。22歳という若さでポルトガルのキャプテンを勤めるのも納得です。

私がクリスティアーノの最初の涙を見たのはEURO2004の時。ギリシャとの決勝戦までコマを進めたのですが、結局ギリシャに敗れ去り準優勝に終わってしまいました。その後のピッチに立ち尽くしながら涙するクリスティアーノが非常に印象的でした。何故か私も涙しそうなりました。

2年後のワールドカップ。PKを決めれば感情を爆発させ、準決勝のポルトガル対フランスでの敗戦後にはやはり涙していました。このワールドカップでは同じマンチェスターユナイテッドのチームメートのルーニーを煽って退場させたということがあって、大ブーイング、避難を受けた大会でもありました。この大会で技術だけではなく精神的にタフになったような気がしています。

さらに2年後のマンチェスターでクリスティアーノはチャンピョンズリーグの決勝という舞台に立ちました。勝利の瞬間、クリスティアーノは力強くガッツポーズをして、ピッチに倒れ込み、突っ伏して号泣しました。

少年のような心。クリスティアーノは自伝本の中でこんなことを書いています。

僕はいつも少年でいるために年齢と戦っている。少年でいることによって、逆境に直面しても軽い気持ちで考えられるんだ。学ぶこと、向上すること、あきらめない気持ちにもなれる。これはサッカー選手である僕、人間である僕に重要な要素なんだ。

今回のEUROではどんな涙をみせてくれるのでしょうか。