第1回 Wicket-ja勉強会

Wicket-jaの第1回勉強会に行ってきました。

id:t_yanoを始めスピーカーのみなさまおつかれさまでした。また会場をお貸しいただいたXarts株式会社様ありがとうございました。ustのmesoさん、進行のymsr先生、タイムキーパーのid:cactusmanお疲れさまでした!

t_yanoのページのバージョニングの話はたいへん勉強になりました。例えばログイン画面があったとすると、そこでログインに3回失敗した場合は3個のページオブジェクトが生成されてしまいます。このリソースに対する傲慢ぶりはいいのか?Wicketはリソース食うことで有名で、メモリ積めばいいじゃんって話を良く聞きますが、そうじゃなくてちゃんとSecondLevelキャッシュという仕組みがあるとのこと。

SecondLevelキャッシュとは最新のバージョンのページオブジェクトのみをセッションに持っておいて、古いバージョンのオブジェクトはディスクに吐き出すしくみだそうです。デフォルトは5このバージョン管理が出来る。ただクラスタリングには多少難があるしく、最新のオブジェクトの状態はセッションなのでレプリケーションしておけば問題ない。また、そのレプリケーションが維持されいる間はディスクに吐き出されたオブジェクトも同期がとれる。問題はサーバが落ちちゃったとき。サーバが復帰後、最新のオブジェクトはセッションから復元できるだろうけど、ディスクに吐き出して管理している部分については同期化できないみたい。ここはちょっとなーと思った。

あとWicketが目指している、全部Javaで書いて本来のオブジェクト指向を取り戻すというところから外れて使うと、それどうなの?って意見が結構あるんだなと思いました。個人的な意見としては、手段はたくさんあったほうが良いし、拡張性が高い方が利用する側としては便利だよね。でも、自分が使うならWicketらしく書きたいなって気持ちもわかる。だって、全部Javaでやろうぜ!オブジェクと指向取り戻そうぜってところがWicketの可愛さを感じてる1つでもあるから。いや、でも選択枠はいっぱいあった方がいいし、こんなこともあんなことも出来てしまうWicketも可愛いだけどね!てことでたけうちさんの発表は素晴らしかったです。うーん、なんだあれだWicketのキモ可愛いとこを知れました!ちょっと遊んでみたいです。

驚いたのは、実運用で使われてるサービス以外と多いんだな!ってこと。JJUGの時にも「Wicket使ったことある人ー」で結構手が挙がってたのに驚きましたが、>実際動いてるサービスの話を聞いてさらに実感がわいた感じ。自分がおもってるよりも、ずっとWicketは浸透し始めてるのかも。

mesoさんも言ってましたが、運営でまったく協力できませんでした。次回は手伝わせてください!

懇親会

WicketTesterの話やら、onkさんがDISられているやら、朝まで10人以上残ってたのは伝説ですが、一番の伝説は、私の後ろで寝ている人が言ったこれでしょう。正しくは、「そいつを、おれによこせ」だった気がしますがw